玄関のサンダル、いま何足出ていますか?
のりまつ
防災ちゃんねる

暑い夜って、なかなか寝つけないよね。気づいたら、足だけ布団から出しちゃってるんだ。

それ、実は理にかなっているんですよ。人は眠りに入るとき、体の内側の温度——深部体温を下げます。その熱の逃がし口になっているのが、手足なんです。
眠くなると子どもの手足が温かくなりますよね。あれは、まさに熱を外へ出しているところ。入眠時には手の皮膚温が1.5℃ほど上がるとされています。足を布団から出すのは、体が自分でやっている「寝る準備」というわけですね。

じゃあ、冷えないように布団をかけ直してあげるのは、逆だったんだ。

寝入りばなに関しては、そうかもしれませんね。深く眠ったあとに冷やさない、というのは別の話ですが。体がやろうとしていることを、邪魔しないだけでいいんです。
日常を整えることが、そのまま非常時の安心につながると思いますよ。
今夜は、足元を涼しくしたまま寝てみる。
寒くなったら戻してかまいません。
参考:テルモ体温研究所「睡眠と体温」(監修:内山真・東京足立病院院長/日本大学医学部精神医学系客員教授)/東邦大学看護学部社会疫学研究室「ぐっすりと/眠る前には/放熱す」(2019年)