災害時には、荷物の固定・ブルーシートの設営・簡易テントの補強など、
“ロープを素早く結べる技術” が驚くほど役に立ちます。
今回紹介する シートベント（シートベンド／シーツベント） は、
異なる太さのロープ同士をしっかり結びたいときに最も役立つ結び方です。
この結び方はキャンプだけでなく、
避難所での仕切り設置、タープ設営、物資結束など
「日常 × 非日常」どちらでも実用性が高いロープワーク です。
この記事では、
初心者でもわかりやすいように写真を交えながら、
結び方の手順やポイント、防災場面での活用例をまとめています。
「あれ！？ロープの長さが足りない…（違う太さのロープしか残ってない…）」
そんな時に役に立つ結び方が、一重繋ぎ(シートベント）というロープワーク。
結び方から注意点もご紹介していますので、参考にしていただければ幸いです。
それでは早速行きましょう！
一重繋ぎって？
一重繋ぎ(シートベント)とは、どのような結び方なのかご紹介します。
違う太さのロープを繋ぐ結び方
一重繋ぎ(シートベンド)とは、ロープとロープを繋ぎ合わせる結び方の一つです。
主に、違う太さのロープを繋ぎ合わせる結び方となります。
また、二重繋ぎ(ダブルシートベンド)は、一重繋ぎに、もう一巻きしたの結び方となります。
一重繋ぎの特徴
一重繋ぎ(シートベント)の特徴をご紹介します。
太いロープを折り曲げる
太い方のロープは、折り曲げたり、細かな結び目を作ることが難しいですね。
なので、太いロープは折り曲げるだけにして、細いロープで結び目を作っていく結び方になります。
細い方のロープは、細かい作業ができますからね。
一重繋ぎの結び方
一重繋ぎ(シートベント)の結び方をご紹介します。
ステップ① 細いロープを輪にとおす
まず、太いロープを折り曲げて、細いロープを輪にとおしていきます。
ステップ② 太いロープをひと巻き
ステップ②として、細いロープで太いロープをひと巻きし、細いロープの下にとおします。
ステップ③ 引っ張る
最後に、太いロープと細いロープを引っ張りあえば完成。
一重繋ぎの注意点
一重繋ぎ(シートベント)と注意点をご紹介します。
太いロープで結ばない
結びを作っていくのは、太いロープではなく、細いロープで結びを作ります。
逆に、太いロープでの結びを作っていくと、すぐに解けてしまう結び方になってしまいます。。
二重繋ぎにチャレンジ！
二重繋ぎ(ダブルシートベント)にもチャレンジしてみよう！
一重繋ぎに、もう一巻き！
二重繋ぎ(ダブルシートベント)は、一重繋ぎに、もう一巻きする結び方になります。
二巻きするだけで解けにくい結び方になります。
まとめ
一重繋ぎ(シートベント)、二重繋ぎ(ダブルシートベント）は、違う太さのロープを繋ぎ合わせる結び方でしたね。
結びをするのは、細い方のロープを使用するということは覚えておきましょう！
シートベントは、
“太さの違うロープを確実に結べる” という強みがあり、
以下のような非常時に特に有効です：
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・避難所での仕切り・布の固定
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・ブルーシートと紐を組み合わせた雨よけ作り
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・家の修繕や家具転倒防止での仮固定
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・車中避難時の目隠し・荷物固定
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・アウトドア用品の応急処置
ロープワークは難しいものではなく、
事前に1回だけ練習しておくだけで、災害時の“行動力”が大きく変わります。
キャンプの技術を日常と防災に活かすことで、
自分と家族を守る力が確実に高まります。
ロープの強度があり、耐久性もあって、安全なものを選んで、防災もキャンプも楽しめると素敵ですね。
